土壌分析に肥料設計。科学的なデータも駆使しながら「根拠のある勘」を大切に作物を育てています。
標高1000メートル、信州八ヶ岳の北斜面に、のらくら農場はあります。某メーカーの営業マンだった代表が農業を志し、埼玉県の農場での住み込み研修を経て、1998年にここ長野県八千穂村(現佐久穂町)に移住し、新規就農を果たしました。それから二十数年、夫婦で始めた75aの小さな農場は8.5haにまで成長し、年間50~60品目の作物を有機栽培で育てています。
仲間も増えました。現在代表は50代、スタッフは20代~40代と、この業界ではとても若く活気あふれる農場です。「いい仕事しよう」を合言葉に、チームプレーで日々楽しく真剣に農業に取り組んでいます。
【ご機嫌で農業をやりたい】
私たちはチームで仕事をしているため、「いい仕事しよう」に加え、「ご機嫌で仕事しよう」ということをとても大切にしています。コミュニケーションをきちんととれる人、すべての仕事に思いやりを持てる人、未知に挑戦する気概がある⼈、昨日できなかったことを今日はできるようにする前向きな人、そして、怒らない人。こんな人と一緒に仕事がしたいと思っています。
有機農法で多品目栽培の私たちの仕事は、作物に寄り添う体力も必要ですが、頭も常にフル回転の非常に複雑な仕事です。化学合成農薬・肥料・除草剤は使わず、土壌分析に基づき有機肥料を使用していくため、科学の知識が必要になってきます。とは言うものの、代表萩原、高校時代の科学の偏差値は45。やる気さえあれば必ず理解できますので、ご安心ください!
募集は期間限定アルバイトですが、お互いの相性次第で通年の正規スタッフとして長く働いていただくこともあります。これまでも、いろんな経歴の人が当農場のチームに加わりました。そこから別の道を歩む人もいれば、しばらく腰を据えて働いてくださる人も。
今回も、素敵な出会いを楽しみに皆さまのご応募をお待ちしています!
【代表の著書】
2021年に『野菜も人も畑で育つ―信州北八ヶ岳・のらくら農場の「共創する」チーム』が出版されました。
私たちの農場経営やチームビルディングについて知りたい方は手に取ってみてください。
2014年5月に開催された「TEDxSaku」に登壇しました。
農業技術を見える化し仲間の農家と知恵の共有すること、また他産業と垣根を超えた連携することについて語っています。
【頭をフル回転!】
化学合成された肥料や農薬を使用せずに作物を栽培しています。メインとなる堆肥のほかに牡蠣殻、鉱物由来の各種ミネラル資材など20種類を超える肥料を、科学的な土壌分析に基づき、畑ごと、野菜ごとに設計して使用します。成長途中は、作物との会話とも言える「生育診断」により、葉のつや、厚さ、色などをよく観察し、状況に応じてお世話をしていきます。チーム全員の頭脳を共有しながら作物に寄り添う日々です。
【狙って作る】
土壌分析に出会い、客観的に自分の農業を見るようになって「狙って作る」ことができるようになりました。目標に向かって、全て逆算して土作りに臨むのです。生協さんのように、何週間も前からカタログに載るようなお取引には欠かせないスキルです。
2016年頃からは、できた野菜の栄養価分析も始め、栄養価も「狙って作る」ようになりました。今では「狙って作る」は当農場の得意分野となっています。
【受賞歴あり◎】
2019年の栄養価コンテストで3つの作物を出品し、レッドケールは優秀賞、グリーンケールとかぶは最優秀賞を受賞、総合グランプリにも選ばれました。
累計10冠を獲得しています。 ICC カンファレンス FUKUOKA 2023 フード&ドリンクアワードにて、レトルトスープ3種とにんじんジュースがグランプリを受賞。
【チーム経営のスタイル】
指示をする側とされる側に分かれるよりも、横に立って伴走者として一緒に課題を解決する、「横に立つ」コミュニケーションを大切にしています。それは農場外のお取引先様相手でも同じこと。売り買いの立場を超えて、一緒に問題を解決していくチームになるということを意識し、日々の仕事に取り組んでいます。
【「怒ることを禁止」のルール】
ピリピリした雰囲気ではなく、ピリッとした雰囲気の職場が好きな代表。ミスが起きたら、人を責めるよりも原因を突き止め仕組みを変え、同じようなミスが起きないようにする。ミスを拾い合い、仕組みを変えるアイデアを出し合って解決に導く。ミスを隠す職場ではなく、ミスから工夫が生まれる職場を目指します。
【6次産業化推進】
冬の農閑期、当農場では「冬だけ漬物工場」が稼働します。安全と安心にこだわって育てた野菜は、もちろん加工も無添加で。赤カブ漬け、たくあん、野沢菜漬け、紫大根柚子風味の4種類の漬物を、化学調味料、合成保存料、着色料を使わず昔ながらの方法で漬けています。他にも、野菜と玄米のレトルトスープやにんじんジュースなど、6次産業化も推進しています。