六次化就農者モデルを目指す/世界的に珍しい果肉までも赤いりんごを活用/任期後に当市で就農する際は支援を継続/自治体系JA系の厳選求人
"【地域の紹介と、協力隊募集に至った経緯】
青森県五所川原市は世界自然遺産の白神山地を水源として日本海に注ぐ一級河川岩木川により育まれた広大な津軽平野のほぼ中央に位置しています。
年平均気温は10.6℃と冷涼で、春から秋にかけては台風・梅雨の影響をあまり受けないために降水量は少なく、冬は積雪量が多くなります。四季がハッキリしているため、春夏秋冬の美しい景色と風情を楽しむことができます。
五所川原市の主要な農産物は米とりんごです。
そのうち、当市特産の「赤~いりんご」の知名度の向上と生産振興を進めるため、魅力ある商品づくりや広報活動による需要の創出の取組みが必要であること、また少子高齢化に伴う担い手不足により樹園地の放任園(耕作放棄地)化が今後さらに進行するといった課題へ対応するため、地域おこし協力隊を募集することになりました!
【活動目標について】
当市が赤~いりんごの栽培・加工・保管の業務委託をしている、株式会社アグリコミュニケーションズ津軽を拠点に、通年でりんご栽培・加工や商品開発・販売等の手伝いを通して技術やノウハウを習得することで、自らが赤~いりんごを活用した6次産業化に取り組める人材となることを目指しながら、自身の活動をSNS等により発信することで、赤~いりんごの生産や加工に興味を持ってくれる仲間づくりにも取り組んでいただきたいと思っています。
また、任期満了後には赤~いりんごで6次化を目指す担い手のサポーター的存在となって、市や地元農協等と連携をして「赤~いりんご」の振興に携わりながら、共に五所川原の未来を切り拓いていきましょう!
【就任~任期満了までの仕事の流れ】
りんご栽培に携わっていただくことで、基本的な栽培管理方法や経営について一から学んでいきます。
また、赤~いりんごを活用したシードル等の新商品の開発も行っていただきます。
その他、普段の活動内容や市のイベントに参加した様子をSNS等で情報発信し、当市の農業のPRを行ったり、赤~いりんご関係者や地域農協等の関係機関と交流を図って、地域とのつながりも構築したり、地域活動への参加の機会もあります。農作業だけではなく、地域に根差してさまざまな活動を体験していただけます。"
"【特産品「赤~いりんご」】
赤~いりんごは「果肉・花・葉・枝」までもが赤い世界的にも珍しいりんごで、その目を引く赤色を利用して主に加工用として使用されており、ジュースやジャムの他にも、最近ではシードルに使われるなど輸出を視野に入れた商品も多く出てきています。さらに一般の品種のりんごに比べて、健康維持・増進にとても有効なリンゴポリフェノールの主成分(プロアントシアニジン)が約3~5倍と高く、機能性食品としての価値も高いものです。
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"【五所川原市での暮らしの楽しさ・辛さ】
現在は新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となっていますが、毎年8月3日に花火大会、8月4日~8日に五所川原立佞武多祭など、津軽の短くも激しく盛り上がる夏があり、とても楽しい時間を過ごすことができます。その反面、冬は家の中に閉じこもりがちになり、雪が積もるために毎朝出勤前に除雪をしなければならないことが辛いかもしれません。それでも、ウィンタースポーツなどで冬を楽しむこともでき、春や秋は過ごしやすい気候なのでさまざまなことにアクティブに過ごせる地域です。"
"【職場の雰囲気】
職場のスタッフは、ご近所の20代女性、小さなお子さんがいる子育て中のお母さん、中年おやじ、60代の津軽の頑固ジジイ、繁忙期には津軽弁のおしゃべり大好きマダム、70代のジッチャバッチャまで、まさに老若男女が揃っています。そして栽培、加工、販売、事務作業、配達、SNS発信など、実にさまざまな作業を、スタッフや地域の方々がマルチプレーヤーとなってこなし、みんなで助けあいながら運営しています。"
"【こんな仕事もあります】
毎年、市内の保育園児のために農場の一角スペースをサツマイモの植付・収穫体験のために貸しているので、その肥培管理等を行っているほか、赤~いりんごを使った染め物体験のお手伝いをしたりなど、子どもたちとふれ合う機会もあります。"
"【生活の利便性】
勤務地の周囲にはコンビニやスーパーはありませんが、市街地から車で約15分ほどの距離に位置しているので、生活に困ることはありません。市街地にはコンビニや大型スーパー、病院、アパートなどの居住環境が整っており、暮らしやすいまちです。
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"【休日の過ごし方】
東北地方でも有数の規模を誇るショッピングセンター「ELM」でお買い物を楽しんだり、さまざまなロケーションのキャンプ場でアウトドアを楽しんだりするのがおすすめです。また、青森は知る人ぞ知る温泉とラーメン大国!温泉は朝早くから入ることができ、ゆったりできますよ。津軽のラーメンと言えば、煮干しラーメン。濃い煮干しの出汁が効いた少ししょっぱめのスープがクセになること間違いなしです。"