町の支援や農協の出資を受け経営/働きやすい環境・制度を整備
【会社紹介】
有限会社グリーンサポートは北海道のほぼ中央部、日本最大の山岳国立公園である大雪山国立公園の北部に位置する上川町で事業を展開しています。行政やJAが中心となって策定された『上川町地域農業支援システム』の中核となる企業として1998年に設立されました。
現在在籍する常勤役職員の約6割は農業未経験者、同じく6割は町外出身者で構成。そうした多様な人々が力を発揮できるよう、近年は①休日の公休・シフト制導入、②住環境の整備、③資格取得支援の強化、④各種手当のほか会社全額負担による生命保険への加入などを実施して、より働きやすい環境・制度づくりに努めています。
【畜産部】
約700頭の牛を飼養し年間約600頭を出荷しています。そのうちの約7割を超えるホルスタイン種は、町内で産まれた仔牛を受け入れ移動によるストレスを軽減したり、主に自家栽培した牧草と非遺伝子組み換え飼料を手作業で与えるなど、1頭1頭丁寧に管理を実施。こうした取り組みによりホルスタイン種の大部分は、大雪高原牛というブランド名でコープさっぽろに出荷され、過去には各種賞を受賞したほか、北海道の多くのご家庭でご愛顧いただいております。
【農産部】
現在栽培している作物は5品目。大根、ニンジン、ジャガイモは、近隣の農業者らと連携し生産組合方式でそれぞれ30ha以上の耕地面積で栽培・出荷を行っています。一方、大豆とライ麦は独自に栽培している作物で、輪作体系の維持にも寄与しています。なおライ麦は生産農家が少なく、製粉会社から依頼され栽培しているもので、北海道産ライ麦といえば当社栽培のものであるといっても決して過言ではありません。
【コントラクター部】
地域の農業者から委託を受け、主に粗飼料の播種や収穫作業を行うほか、町道や農道の草刈り作業、自社農産部・畜産部の作業支援にも回る機械作業のスペシャリスト的部門です。
冬は町からの委託を受け、町道や避難場所、関連施設などの機械による除雪作業も実施。地域の生活圏・道路環境維持にも一役買っています。
【上川町とは①】
大雪山国立公園の北方部に位置。北海道第一の河川・石狩川も流れる、豊かな自然環境に恵まれた町です。車で約25分の場所に北海道有数の温泉地「層雲峡温泉」があり、四季を問わず多くの観光客が訪れます。町では「世界に誇る通年型山岳リゾートタウン」をスローガンに「新しい働き方」をテーマとした移住施策を実施。若者や企業を呼び込む挑戦を続けています。
【上川町とは②】
人口は約3,200人。コンビニエンスストアは4軒(層雲峡含む)しかなく、俗に言う過疎のマチです。町民でも普段の買い物は約50分かけて、北海道第2の都市・旭川へ出向く人が大半です。そのため自家用車はほぼ必須といえますし、それが苦になる方には正直難しいかもしれません。ちなみに車の貸与制度はあります。
自然豊かな環境で働きたい方には絶好の場のひとつといえるかもしれません。
【見学・体験も大歓迎】
オンライン面接も可能ですが、町の紹介で述べたこともあるので、出来れば一度お越しいただき当社や町の様子などを体感いただくのがベストかなと考えます。
見学や体験希望の際には、最寄りのJR上川駅までの送迎はもとより、遠方の方や数日滞在の方の場合は、宿泊場所やお食事の提供もさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。