編集部のひとこと解説
日本アクセスは、伊藤忠商事の100%子会社として、連結売上約2兆4,719億円(2025年度)・連結従業員約4,097名を擁する食品卸業界最大手クラスの総合食品卸です。全国のスーパー、コンビニ、外食チェーン、ドラッグストア等へ、加工食品・チルド・冷凍・酒類・菓子・生鮮3品・ノンフードまでを届けるフルライン卸で、特にチルド・フローズンなど低温度帯商品の売上は業界トップクラス、国内物流網は業界最大規模を誇ります。就活生からの認知度は消費者向け食品メーカーほど高くありませんが、業界最大手クラスの規模と伊藤忠グループのブランド力から難易度は高めで、2027年度は総合職110名程度を予定。BtoBで食のインフラを支える仕事、モノ・情報・物流を束ねる「未来の卸」に興味がある学生に検討してほしい一社です。
加工食品卸のイメージが強いが、生鮮3品(農産・水産・畜産)まで扱い、離島・地方創生プロジェクトで一次生産者と生活者をつなぐ地域事業まで手掛ける、卸の枠を超えた食のインフラ企業。
募集概要
募集職種
総合職(募集要項では職種・コース区分の記載なし)
勤務地
全国各地
初任給
初任給:285,000円(別途諸手当あり、転勤プレミアム手当含む)※転勤プレミアム手当:全国転勤の可能性がある働き方に対する月例手当 ※2026年4月入社者より適用予定
昇給:年1回(4月)
賞与:年2回(6月、12月)
休日・休暇
完全週休2日制(年間122日 ※昨年実績)、年末年始休暇、年次有給休暇、時間単位有給休暇、特別休暇、慶弔休暇、育児休職、介護休職 他
福利厚生・待遇
【諸手当】通勤手当、転勤プレミアム手当、時間外手当、単身赴任手当、単身赴任帰省手当、他
【住宅制度】入居初年度は本人負担1割、入居年数に応じて変動
【各種制度】各種社会保険、積立貯蓄、確定拠出企業年金、確定給付企業年金、ベネフィットステーション、GLTD、コミュニケーション活性化補助費、保養所、共済会、文化体育活動 他
【勤務時間】本社9:00~17:30 ※各事業所により異なる
【柔軟な働き方】メリハリ勤務制度、テレワーク制度(原則週1回、育児・介護事由がある場合は週2回まで)、有給休暇付与日数の70%以上取得を目標
【教育制度】内定者事前研修、新入社員研修、新入社員フォローアップ研修、階層別研修、自己啓発、通信教育 等
【D&I】2019年4月に食品卸として初めてNPO法人ファザーリング・ジャパンの「イクボス企業同盟」に加盟
仕事内容
総合職として食品総合卸売業のマーチャンダイジング、ロジスティクス、マーケティング、商品開発等の業務に従事する。募集要項では職種別の職務内容の記載はなく、事業紹介ページによれば、家庭用食品・業務用食品・チルド食品・フローズン食品・乾物乾麺・加工食品・菓子・酒類・デリカ・原料・生鮮食品・ノンフードを扱うフルライン卸として、リテールソリューション、カテゴリー販売戦略サポート、DX
AI活用、販売促進・キャンペーン、商品開発、海外事業、EC物流配送、地域創生事業などの機能を担う。応募資格は2027年3月までに4年制大学もしくは大学院を卒業・修了または卒業見込・修了見込の方(職務経歴のある方を除く)、採用予定人数は110名程度(2027年度予定)。
企業説明
日本アクセスは、伊藤忠商事の100%子会社として食品流通を担う食品総合卸売業です。合併と再編を繰り返して成長してきた歴史を持つ同社は、多様な出自の社員のベクトルを合わせるため、企業スローガン「心に届く、美味しさを」と『まもる・つなぐ・つくる』の使命を社員自ら再構築しました。第9次中期経営計画では、マーケティング力とデジタル、そして強みのロジスティクス機能を活かし、取引先や社会の課題に応える「ソリューションプロバイダー」への進化を目指しています。
事業内容
食品総合卸売業を柱に、マーチャンダイジング/ロジスティクス/マーケティング/商品開発の4機能を全国展開する食品卸大手
チルド・フローズンなど低温度帯商品の売上は業界トップクラスで、家庭用・業務用の加工食品、酒類、菓子、生鮮3品、ノンフードまでを扱うフルライン卸として、EC物流や海外事業、離島・地方創生プロジェクトなど新規領域にも取り組んでいる。
企業名
株式会社日本アクセス
本社所在地
〒141-8582 東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー
設立
1952年10月1日
従業員数
4,097名(2026年3月末現在)※連結の就業人員
資本金
26億2千万円
代表者名
代表取締役社長 社長執行役員 CEO 服部 真也/代表取締役副社長 副社長執行役員 宇佐美 文俊
株式会社日本アクセスとつながる食業界企業
総合食品卸
物流・倉庫
の企業
総合食品卸が扱う商品は常温・冷蔵・冷凍あわせて数十万点にもなり、自前のトラックだけで全国に届けるのは難しい。そこで物流・倉庫と呼ばれる会社に配送や保管の一部を任せ、二人三脚で売場まで運びます。ドライバー不足のいま、共同配送や鉄道シフトなど新しい工夫も進む注目の現場です。
物流・倉庫とは
食品物流・倉庫は、常温・チルド(10℃前後)・冷凍(-25℃以下)の3温度帯を扱う専門物流で、コールドチェーンの根幹を担う業界です。代表企業はニチレイロジグループ本社、キユーソー流通システム、C&Fロジホールディングス、ヒューテックノオリン、日本水産物流など。全国の産地・工場から卸・小売・外食までを24時間365日つなぎ、鮮度と食品安全を守ります。ドライバー不足や2024年問題を受け、共同配送、幹線輸送のモーダルシフト、庫内ロボット化、AI配車などDX投資が活発化。消費者からは全く見えない存在ですが、冷凍食品や生鮮品が当たり前に手に入る日常はこの業界なしには成立せず、社会インフラそのものと呼べる領域です。
総合食品卸
二次卸・地場卸・サブディーラー
の企業
大手の総合食品卸が全国の個人商店や小さな飲食店まで一軒ずつ回るのは効率が悪い。そこで二次卸や地場卸と呼ばれる地域密着の会社にバトンを渡し、街のスーパーや個店にきめ細かく届ける仕組みが動いています。大きな網と細かな網が重なって、食品が日本の隅々まで行き渡っているんです。
二次卸・地場卸・サブディーラーとは
二次卸・地場卸・サブディーラーは、大手総合卸(一次卸)から商品を仕入れ、地域の小規模小売店・個人商店・地元飲食店に販売する中間流通事業者です。物流効率上、大手卸が直接配送しづらい地方の小口需要をきめ細かくカバーする役割を担います。全国に数百社規模で存在する地場問屋、酒類のサブディーラー、地域食品卸などが該当し、県内・エリア内に密着した商圏を持ちます。地元メーカーの発掘、店舗運営の相談、少量多頻度配送、独自の与信管理など、大手にはできない小回りの利いた支援が強み。人口減で経営環境は厳しいものの、地方の商店街や個人飲食店にとってなくてはならないパートナー的存在です。
総合食品卸
スーパー
の企業
スーパーに並ぶ加工食品や冷凍食品、飲料は、1社ずつメーカーから直接届いているわけじゃない。総合食品卸と呼ばれる会社が数百社の商品をまとめて仕入れ、温度帯もそろえて一括配送しています。棚割りや販促の相談にも乗る、売場を裏から支えるサポーターのような存在なんです。
スーパーとは
食品や日用品を中心に、消費者が日常的に利用する最も身近な小売業態。総合スーパー(GMS)から食品スーパー(SM)まで幅広く、生鮮三品(青果・鮮魚・精肉)、惣菜、加工食品を扱う。イオンリテール、セブン&アイ・ホールディングス、ライフコーポレーション、ヤオコー、首都圏で急成長中のオーケー、関西のライフや関東ローカルのベルクなどが代表格。産地との直接取引、自社PB(プライベートブランド)開発、店内加工に力を入れる企業が多く、農家や食品メーカーにとって最重要の販路となる。物価高対応や高齢化対応など課題は多いが、地域の食卓を毎日支えるやりがいの大きな仕事。
総合食品卸
CVS
の企業
全国5万店以上あるコンビニの棚は、毎日何度も商品が補充されて満たされています。この裏側を支えているのが総合食品卸と呼ばれる会社。24時間動く低温物流網で店ごとに必要な量を小分け配送し、PB商品の開発や販促にも関わる、コンビニに欠かせないパートナーなんです。
CVSとは
24時間営業を基本に、身近な立地で食品・日用品・サービスを提供する小売業態。国内はセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社で店舗数約5.5万店に及ぶ寡占市場で、ほかにミニストップや北海道地盤のセイコーマートなどが特色を発揮する。おにぎり・弁当・サンドイッチ・デザートといった中食(調理済み食品)売上比率が高く、専用の惣菜メーカーや低温物流網を組み合わせた独自サプライチェーンを構築。原料調達では農家や食品メーカーと専用契約を結ぶことも多く、川上への影響力が大きい。1日1店あたりの高効率オペレーションと、絶え間ない新商品開発が魅力の業態。
総合食品卸
ドラッグストア
の企業
最近のドラッグストアは食品売場がぐっと増えて、スーパーと張り合う存在に成長中。この食品コーナーを支えているのが総合食品卸と呼ばれる会社です。メーカーとの交渉力と全温度帯の物流網を武器に、加工食品や飲料を大量かつ安く供給する。急成長チャネルを裏側で動かす面白いポジションです。
ドラッグストアとは
医薬品・化粧品に加え、食品や日用品も扱う複合小売業態。市場規模は8兆円超に拡大し、生鮮食品を扱う店舗も増えている。2025年12月にはイオン傘下のウエルシアホールディングスとツルハホールディングスが経営統合し、売上2兆円規模の日本最大ドラッグ連合が誕生。ほかに小商圏型フード&ドラッグで九州発全国展開のコスモス薬品、マツキヨココカラ&カンパニー、スギホールディングス、サンドラッグなどが並ぶ。低価格の食品品揃えでスーパー・コンビニと真っ向から競合し、食品メーカーにとっては急成長の重要販路。健康と食が交差する新しい売場を作る面白さがある。