人も牛も育てる牧場。酪農業を支える一員としての活躍に期待しています!
1983年創業の高秀牧場は、いすみ市の大自然の中で約150頭の乳牛を飼育している酪農牧場です。東京ドームおよそ5個分の広大な敷地を持ち、東京から2時間半でまるで北海道のような雰囲気を味わえます。自然資源を無駄にせず、循環させていく「循環型酪農」に取り組み、6次産業化をすることで地域の活性化と食の安全に貢献しています。
現代表は野菜農家に生まれ、幼いころから酪農家になりたいという夢を胸に酪農学園に進学。「現状維持は衰退」という言葉をモットーに常に新しいことに挑戦しています。近隣の酪農家の方々と、「アイデナエンタープライズ」という組織を設立し、協力しての共進会出場、堆肥の生産やその堆肥を使った野菜や菜花の生産などさまざまな取り組みを行っています。
家業の酪農後継者や新規就農者の研修先として実際に働きながら学ぶ人も多く、その後に独立する人が多い牧場でもあります。未経験者でも基礎から丁寧に指導しますので、必ず第一次産業を支える一員として活躍できるようになります。当牧場で長く働いていただけることも嬉しいですが、いずれ独立したいという夢も喜んで応援します!
【仕事内容】
乳牛の一般飼養管理のお仕事です。搾乳、牛舎清掃、飼料生産など酪農業全般をお任せします。酪農体験なども行っているため、そちらの対応をお願いすることもあります。
2011年にチーズ工房、2016年にミルク工房(ジェラート・カフェ)を敷地内にオープンし、6次産業化も進めています。そのほかにも様々なことに取り組んでいる牧場のため、希望とやる気があれば何かの部門をお任せする可能性も!自分に合った目標ややりたいことをなるべくできるようにしていきたいと考えています。
【ココがこだわり①】
場内で糞尿を堆肥・液肥にする施設を構えることでにおいを抑えるとともに、作った良質な堆肥を自社の牧草地だけでなく地域の農家さんにもご利用いただき、牧草や野菜などを生産する「循環型酪農」というスタイルを行っています。「BM小清水」という微生物を混ぜた独自の飼料を使用することで健康で長生きする牛が育ち、良い堆肥・液肥が完成。将来的には、自給飼料100%を目指しています!
【ココがこだわり②】
高秀牧場が出荷している八千代牛乳は、日本でも数少ないHTST(殺菌温度75℃、殺菌時間15秒)法で殺菌することで、本来の牛乳の旨味やコクを残した美味しい牛乳を生産者に届けています。殺菌温度が低い殺菌方法で出荷できるのは、もともとの生乳の質が良質という証!その生乳から作ったチーズは、国際チーズコンクールで最高賞を受賞しています。将来的には牛のストレスを減らすことができ、スタッフの労力も軽減できるロボット搾乳を取り入れたいと考えています。
【教育ファームという一面も】
教育ファーム活動を積極的に行っており、「酪農教育ファーム活動ファシリテーター認証」を取得。小さなお子様向けの牧場体験だけでなく、将来酪農をやってみたい人、独立して農業経営者となってみたい人などを対象にした本気の酪農体験を行っています。今まで参加された方は未経験者がほとんどですが、実際に酪農家の生活を体験する事で色々な事を感じ、考え、学んで帰って行かれます。
【職場環境】
スタッフは若い世代が多く、賑やかな職場です。“酪農をやりたい”その気持ちがあれば大丈夫です。“楽しむ”ことを大切に一緒に頑張りましょう!仕事はシフト制になっており、早出の人は15時終わりのため、退勤後の時間を趣味に充てることもできます。
【周辺環境】
コンビニやスーパーや病院は牧場から車で10分圏内!ただし最寄り駅まで車で20分以上かかるため、公共交通機関での通勤が不可能です。マイカー・バイク等での通勤をお願いします。(自転車も可能ですが、坂が多いため電動自転車を推奨します。)
休日は海が近いためサーフィンやボディボード、釣りなどアウトドア好きにはもってこい!海以外にもスケボーのパークや乗馬可能なホースファームなどがあり、遊びには事欠きません。いすみ市は移住者も多く、遠方から就業しているスタッフもたくさんいます。不動産会社などを紹介することも可能ですので、ぜひご相談ください。