2026年に新しくできるりんご農園/りんご栽培経験のある方はリーダ的役割もおまかせします!
南信州菓子工房株式会社は、日本の豊かな自然と農家さんの愛情に育まれ国産農産物を主な資原材料に、安心安全でおいしい砂糖漬けドライフルーツを企画・開発・製造・販売している会社です。糖分をしみ込ませ、できるだけ水分を多く残してやわらかい触感に仕上げる半生菓子の製造技法を生かした製法が功を奏し、設立から10年で20品目のドライフルーツを手掛けるまでに成長。業界のリーディングカンパニーとしての地位を不動のものにしています。
【原材料を自社生産】
企業として成長していく中で商品を安定的に提供するため、異常気象や災害などで原材料の調達が不安になることがないよう、2019年に大分県の締結した企業参入協定に基づく事業として主要原料であるレモン栽培を目的とし大分県佐伯市で農業に参入。毎年3月にレモンの定植を実施、2024年春には面積12.3ha、6,770本の植栽を行い本格的な栽培がスタートしています。
鹿児島県南九州市にある鹿児島工場の周辺では安全安心を求める消費者からのご要望にお答えするため、有機JAS認定のさつま芋栽培をスタートし将来的に面積5haで約60㌧の栽培を進めています。
収穫したさつま芋は、隣接する鹿児島工場で有機焼き芋や有機干し芋として加工し消費者のもとへ届けられます。
さらに今回、お菓子にするととても美味しいのに生産量が減少しているりんご(紅玉)を、長野県で栽培することになりました。2026年に建設する予定のりんご農場で、一緒に働いてくれるスタッフを募集いたします。
将来は農場長としてご活躍いただけるような、りんご栽培経験者の方も大歓迎です!
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本求人は農業ジョブ サポート事務局を通じて応募を受付させていただきます。
WEB選考も行いますので、ご応募の際はWEB履歴書(プロフィール・職務経歴・自己PR)をしっかりと入力した上でご応募ください。
※この求人は転職おまかせ求人です。
【仕事内容】
りんごの園地は約2町歩(200a)あり令和8年の春と令和9年の春の2期に分けて約4,000本の苗木を定植予定です。
高密植栽培ですので従来の栽培方法に比べ経験の少ない人でも取り組みやすく、収量性に優れています。
定植前までは先行する高密植栽培の園地で技術習得のための実地研修、収穫したりんごがどのような工程で商品化されていくのか等、工場での研修も行い生産から製造までを学んでいただきます。定植作業後は園地の管理全般を行っていただきます。
【りんごチップス(紅玉)】
近年のりんごは、甘く酸味の少ない生食用に適した品種の栽培が増えています。
一方加工用にも適した酸味の強い紅玉は年々栽培量が減少しています。
加熱しても煮崩れしづらい紅玉は、菓子やドライフルーツ用原料として最適な品種です。
【今後の事業展開】
りんごを栽培する園地は、南信州菓子工房 阿南工場から車で25分程の場所にあり、農業の担い手の不足や高齢化などにより増加している遊休農地を利用した農業参入として、長野県南信州地域振興局、阿南町、みなみ信州農業協同組合からの支援をいただき進めています。
農業参入を進めることにより、年々減少していく紅玉原料を使った自社のドライフルーツの供給が安定するほか、地域での遊休農地対策や新たな担い手の確保につながることが期待されます。
収穫したりんごを自社製品の原料として使用するだけでなく、一部を農協経由で一般消費者への販売も検討しています。
【SDGsの取り込み】
少しのキズや規格外のため市場に出せない果物をドライフルーツに利用したり、製造過程で残るシロップを新たな菓子にアップサイクルしたりするなど、フードロス削減と環境負荷の低減に貢献しています。また生産者不足で遊休化した農地を利用し、地域特産のりんごを栽培することで、地域の活性化にも貢献しています。さらに排水浄化設備を利用して再生可能エネルギーを創り出し、CO₂の排出も削減中です。
【働きやすい環境】
当社では、フォークリフトなどの資格手当や役職手当、家族手当など手当も充実しています。
阿南町では、空き家の紹介や空き家改修のための補助金制度など、移住者への支援も充実しています。
【周辺環境】
長野県下伊那郡阿南町は、ユネスコ無形文化遺産「風流踊」として「新野の盆踊り」と「和合の念仏踊り」が登録されるなど、伝統文化や人と人とのふれあいを大切にしてる町です。
園地周辺にはコンビニや道の駅などがあります。車で20分ほどでスーパーマーケットもあり、さらに走ると南信州の中心都市 飯田市へアクセスできます。