自然環境への配慮が万全/臭いの少ない牛舎/稲作も手掛ける複合経営企業
"【会社の成り立ち、ストーリー】
有限会社ワーコム農業研究所は山形県最北の真室川町から、食の未来を考え、土も人も健康になることを目指す事業を展開している企業です。
戦後、祖父が乳牛1頭の畜産と水稲の複合経営を始めました。そこから時代の流れに合わせて黒毛和牛の繁殖肥育経営に移行し、数多くのチャンピオン牛を受賞することができました。
弊社には資材製造の部門もあります。畜舎の臭い低減や堆肥の発酵を促進する「うまみの素ワーコム」で日本国内でもいち早く特許を取得し、平成8年に法人化しました。
【今やっていること、これからやりたいこと】
弊社の農業に対するアプローチは、農薬と化学肥料を極力使わない環境保全型の農産物生産です。自社で特許資材開発まで行い、それをコアとした資源循環型農業(ワーコムモデル)を構築し、オンリーワンな企業として世界へ挑戦を続けてきました。私たちは、未来の子供たちへ繋ぐ魅力ある農業の創出を目指しています。
雄大な自然ときれいな水に囲まれた当地域で、お客様から「おいしい、うれしい、また食べたい」そんな風に言ってもらえる絶品の霜降り和牛肉をお届けできるよう、牛1頭1頭に対するきめ細やかな飼養管理を徹底して行っています。時代をまたいで脈々と引き継がれた畜産のノウハウと牛を愛する情熱を共に歩んでみませんか?"
弊社では「総称山形牛」黒毛和種の繁殖、肥育一貫経営を行っています。自然豊かな緑に囲まれた最上郡真室川町春木地区で、常時80頭前後の肥育牛と20頭前後の繁殖牛の飼育を行っております。
肉牛は体調管理、飼料設計は元より、牛にとってストレスがない環境づくりを第一に心がけています。牛舎の清掃、換気、臭気対策などを行い、自信を持ってお客様に提供できる肉牛の生産を行っています。
会社名の「ワーコム」にもある「うまみの素ワーコム」を資材部門で製造しています。ワーコムは堆肥発酵促進剤です。微生物の働きにより良質な完熟たい肥を素早く生産することが可能です。生わら、生ごみをより早く発酵分解させることが可能で、家畜堆肥のにおいの軽減にも適しています。弊社の牛舎は臭いがとても少なくなっています。
ワーコムには土壌に有効な微生物を増殖、活性化させ、農薬や化学肥料の使用を抑制する効果が期待されています。これを使った農業にも力を入れています。
弊社では「うまみの素ワーコム」を使用して栽培された、ワーコム米を販売しています。稲は根張りがよく病気に強く、食味が良いお米です。
園芸部門では、化学合成物に極力頼らない農産物生産を基本として、特別栽培以上で取り組むことを基本としています。堆肥発酵促進剤「うまみの素ワーコム?」を使用した完熟堆肥やぼかしを用いて野菜作りをしています。