新潟県の棚田で稲刈りや出荷作業などお米作りのサポートをしてください。
【事業紹介】
当法人は住民が元気に誇りをもって暮らし、訪れる人々と夢や希望を分かち合える21 世紀のモデル地域をつくることを目的として、2008年に設立されました。拠点となる十日町市・越後妻有(えちごつまり)地域では、当社が運営する世界最大級の国際芸術祭『大地の芸術祭』が2000年より行われています。当社は地域の潜在的な魅力をこの芸術祭を中心とした文化・芸術の力と地域・世代・ジャンルを超えた人々の志と協働によって育て、地域のアイデンティティの確立、雇用の創出、里山の保全を図っています。
今回はそのプロジェクトの中の1つである『まつだい棚田バンク』での短期アルバイトスタッフを募集します。『まつだい棚田バンク』は十日町での耕作放棄を防ぐために棚田の耕作を行うプロジェクトで、2003年に発足しました。当初は約2,000㎡からスタートしましたが、地域の担い手の高齢化に歯止めがかからず、今では100,000㎡を超える棚田を耕作しています。
都市部の方々に耕作に関わってもらいながら棚田を保全する“棚田オーナー制度”を活用した運営で、2016年には耕作面積・会員数で日本一となりました。現在は、プロとしてサッカーをしながら里山で暮らすFC越後妻有の女子選手たちと共にこのプロジェクトの運営をしています。
【まつだい棚田バンク】
200万人を切った農業就業人口は、今やIT産業の2分の1です。若者の担い手の減少が目立ち、越後妻有の農家も高齢化が止まりません。そうした現状に対し、『大地の芸術祭』で培ったネットワークを活かして十日町市のできるだけ多くの耕作地を引き受けることで、『まつだい棚田バンク』は美しい棚田を守っています。
【ココがこだわり】
女子サッカーチーム・FC越後妻有をはじめ、地域外から集まった人たちで力を合わせて棚田の保全や地域活性化のプロジェクトを行っているため、近隣農家とのコミュニケーションを大切にしています。
【働き方自由自在】
稲刈りや出荷作業において30㎏のお米を運ぶといった力仕事はありますが、勤務がシフト制のため勤務日時の希望が通りやすく休日の調整など融通がききます!自分のペースで働きたい方にはぴったりのお仕事です。
【こんな人と働きたい】
農作業体験などのイベントが頻繁に行われており、多種多様な人々との交流が盛んです。明るくキビキビと仕事に取り組むことができる方、大歓迎!未経験でも優しく丁寧に指導します◎
【これからやりたいこと】
今後に向けた人材育成をすると共に、現在預かっている棚田の「品質向上」「収穫量増」を目指しています。また労働環境のさらなる改善・作業効率化のため、グローバルGAPの取り組みや有機JASに挑戦をしています。耕作スタッフ全員が未経験から始めているため、労働安全面や情報の共有については特に力を入れており、今後も改善に努めていきます。
【職場および周辺環境】
オフィスは現代建築として有名な“まつだい「農舞台」”です。まつだい駅直結のため非常に便利で、徒歩5分の範囲にコンビニや飲食店などもあります。作業をしていただく棚田はオフィスを中心として、車で10分程度の場所に点在しています。
世界各国のアーティスト作品が十日町市のいたる所にあるため、休日にはそれらを巡るなど充実した時間を過ごすことも!