受入先は明治39年創業の歴史ある酒蔵/周辺都市部へのアクセスがしやすい立地
【地域と人の繋がりを感じる優しい町】
加美町は宮城県北西部に位置し、秀峰・薬萊山に臨む豊かな自然に恵まれた美しい町です。
1年を通して伝統的なお祭りやスポーツイベント、コンサートが開催されている他、良質な米と水に恵まれた加美町で作られる日本酒は、品評会で金賞に輝くなど全国的にも認められています。
今回は加美町にある酒蔵のうちの1つである「株式会社中勇酒造店」で、日本酒の製造、販売、PRに携わっていただく協力隊員を募集します。
【研修受入先について】
中勇酒造店は明治39年創業、100年以上の歴史をもつ酒蔵です。
現在4代目となりますが、酒造業の一時廃業や戦争など、時代の変化の中さまざまな問題に直面してきました。
そんな困難を乗り越え作り出した「天上夢幻」は中勇酒造のベストセラー酒。数々の賞を受賞しています。
常に新しいことにチャレンジすることを心掛けており、現在は地元の食材を活用した「100%加美町産の日本酒」造りや、イベント出店や試飲体験を通じて「日本酒の海外輸出」にも挑戦しています。
【日本酒を起点に加美町を盛り上げる】
現在加美町では、集落の高齢化と過疎化が進み、後継者不足が大きな問題となっています。
今回応募していただく皆様には地域の活性化や若者の移住促進、そして担い手育成につながるようなアイデアやイベントを企画し、加美町の魅力を発信していただきたいと考えております。
地元の食材を活かしたお酒を造り、各地へお酒を広める活動にも力を入れている中勇酒造店のもとで、協力隊員として活躍してみませんか?
【入隊後の流れ】
初年度は先輩社員と一緒に酒造りの基本を覚えます。製造に必要な湧き水を汲む作業から洗米、麹づくりなど、酒造りの全行程を学びます。
どの作業もペアで行うので、特別なスキルや経験は必要ありません。2年目からは能力に応じてさらに専門的な仕事に就くことも可能です。
お酒の製造は11月から3月の間に実施。それ以外の期間は営業・販売などの販促活動を行います。試飲会や販売会に出向き、思いを込めて作ったお酒をお客様へ直接届けます。
【新たな視点で販路拡大を目指す】
酒造り、販売、そしてマーケティング。中勇酒造店の業務を通じて加美町を盛り上げ、全国に発信することが協力隊員としてのミッションです。
中勇酒造店の商品である「天上夢幻」をどう広めていくのか、お客さんの声を聞き、どのように商品づくりに活かすのか。新たな視点で地域と商品を見つめ、酒造りを起点に地域おこしに挑戦してください!
【地元の材料だけで日本酒をつくる】
「加美産100%の日本酒を作る」これが今の私たちの目標です。
現在は、県内産の酒米を6割程度使用し製造を行っていますが、地元の農家さんとの連携を進め、契約栽培による地元の酒米を使った日本酒造りを目指しています。
蔵から6km離れた場所で採水した仕込み水も使っています。こだわりを持ち、手間暇を惜しまずに質の高い日本酒を作っています。
【必要な条件はたった2つ!】
日本酒を作れる人の条件は「20kgの米袋を持てること」と「納豆を食べずに我慢出来ること」だけです。
納豆菌は他の菌よりも強いため、ちょっとした飛沫で麹菌を全滅させてしまいます。そのため酒造りをしている期間、納豆は一切食べられません。
お酒は飲めなくても大丈夫!日本酒製造に興味があり、2つの条件を満たしている方であれば大歓迎です。
【仕事を通じてつながりを作る】
「地域のつながりに入りにくい」新しい土地で暮らす際に誰もがぶつかる壁ではないでしょうか。
しかし、中勇酒造店で勤務をすることで、そんな問題は自然と解消されていきます。
加美町の水や材料を使い日本酒製造を行い、販売や情報発信を行う。地域の農家さんや酒蔵と交流を深める。働く中で地域に馴染み、アイデアが生まれるきっかけが自然と見えてくると思います。
日本酒を多くの町民に楽しんでいただくイベントや、町外から人を呼び込む企画等、あなたのアイデアをぜひ伝えてください!
【説明会や現地ツアーで加美町を知ろう】
加美町の地域おこし協力隊では、オンライン説明会や現地ツアーなど、地域の魅力や環境を深く学べる機会を用意しています。
「地域おこし協力隊に興味があるけど少し不安かも…」「加美町ってどんなところなんだろう?」そんな疑問や不安を解消できるチャンスです!
オンラインでの個別相談も可能です。お気軽にお問い合わせください。