困ったときはお互い様。人情味あふれる雪国で、先輩移住者と一緒に地域活性化に取り組みませんか?
新潟県の南西部に位置する上越市。その上越市北東の山間部にある吉川区川谷地区は、上川谷・下川谷・石谷・名木山の4集落 3町内会で構成される集落群で、「川谷もより」とも呼ばれています。
吉川区のシンボルでもある尾神岳(おかみだけ)からは豊かな伏流水が流れ出ており、この清らかな湧水による稲作が盛んな地域です。収穫期には黄金色に染まり、冬になると一面の銀世界となる「川谷もより棚田群」は農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも選ばれました。
豊かな自然に恵まれたこの川谷地区は、美しい湧水で育まれた棚田米の他にも豊富な山菜や山林資源など、多くの資源を有しています。取り組み次第では大きな可能性を秘めている地域なのですが、過疎化・高齢化が進み、いろいろな問題を抱えている現実があります。そこで平成25年、住民らによる「川谷もよりの将来をみんなで考える会」が設立され、平成27年には複数の移住者が中心となって地域づくりビジョン「川谷もより 百笑百年物語」を策定しました。 “百年先も笑って暮らせる地域づくり”を目指し、Uターン・Iターンの促進等に積極的に取り組んでいます。
【「地域おこし協力隊」募集!】
今回は、上記ビジョンの実現に向け、「地域おこし協力隊」として地域活性化に尽力していただける人材を募集いたします。現在、すでに2名の地域おこし協力隊が川谷地区で活躍中。一緒に棚田での米作りにはげみながら、地域の課題解決に取り組んでみませんか?
豊かな自然、人情味あふれるこの土地での活動は、あなた自身の理想の暮らしや生きがいを見つけることにもつながるかもしれません◎
【川谷もより 百笑百年物語】
~地域づくりビジョン 基本理念~
・老若男女が楽しく働き、子供の声が絶えない地域
・産業と文化、自然が活かされたにぎやかな地域
・あくせくせずとも生きがいがあり、心豊かにくらせる地域
・互いの顔が見え、みんなが安心してくらせる地域
【川谷もよりが目指すもの】
百年先も、みんなが笑って暮らせる村づくりがしたい!この地域づくりビジョンは、そんな物語の土台をつくる道標となるものです。川谷もよりの住民全員で、とことん話し合いを重ねて作り上げました。このビジョンの実現に向け、過疎化・高齢化から脱却して持続可能な地域づくりを目指す取り組みに、ぜひあなたの力をお貸しください!
【つなぐ棚田遺産】
棚田地域の活性化や棚田の役割への理解を深めるため、農林水産省が全国の優良な棚田を認定する取り組みです。評価のポイントは、住民などが棚田の保全や棚田を生かした地域づくりに積極的に取り組んでいるかどうか。新潟県からは全国で最も多い36地区、そのうち上越市からは「川谷もより棚田群」を含め、県内で2番目に多い7地区が選ばれました。この美しい棚田の維持管理も、協力隊員の大切な業務の一つです。
【万全のサポート体制】
冬は積雪3mを超える豪雪地帯。不安はたくさんあると思いますが、農業指導や除雪の仕方などの日々の暮らしに関しては、川谷もより会が全面的にサポートします。地域には先輩移住者が2名、地域おこし協力隊も2名活動しており、移住についての相談体制も整っています。また、困りごとがあれば、川谷もより会だけでなく市も一緒に問題解決に向けて取り組んでいきますので、どうぞご安心ください!
【任期後について】
協力隊員の任期は最長3年。この間に地域との絆を深め、営農スキルを習得し、川谷もよりの豊かな自然を活用した農業経営を目指してください。農業以外の兼業をすることも可能です。営農する場合、地域の農地を請け負っていただく事ができます。さらに、地域おこし協力隊起業等支援補助金(最大100万円)が受けられます。任期終了後の支援体制もバッチリです◎
【吉川区の魅力】
吉川区のシンボルは、標高757mの尾神岳。パラグライダーのメッカとして全国的に有名な場所です。休日にはぜひ、大自然の中でスカイスポーツを楽しんでみてください。展望台からは佐渡ヶ島や長野県の山々まで見渡せる大パノラマが広がります。特に日本海に沈む夕日は絶景!都会では感じることのできない雄大な自然を堪能してくださいね。