基礎知識や技術を習得し実践できる/「奥日野の牛」ブランドの復活に貢献/田舎過ぎず暮らしやすい環境
【日野町について】
日野町は鳥取県の西南部に位置する、山と緑に囲まれた自然豊かな町です。
かつては日本の近代化を支えた「たたら製鉄」による鉄の主産地であり、「出雲街道」の宿場、交通の要所として栄えました。国道やJR線が町の中央を走っており、近隣都市の米子市までは車で約40分、大阪・広島までは約3h程度で行くことができます。
主な観光資源は、県と町の鳥に指定されている「オシドリ」や全国で一つしかない縁起の良い名前を持つ「金持(かもち)神社」など。近年ではラフティングやトレッキング、サイクリングなど、地域の自然や歴史文化、食などを体感するエコツーリズムも盛んです。
町の主な産業は農林業。清流に育まれた日野米を主として、そば・白ネギ・シイタケなどのほか、スズハラ餅なども特産として有名です。
【地域おこし協力隊員を募集!】
「日野町」は、かつて「奥日野の牛」ブランドとして名を馳せました。しかし、少子高齢化の進展に伴い畜産業の繁殖和牛農家は減少の一途をたどっています。
そこでこの度、和牛農家の下での研修活動や支援活動などを通じて日野町での就農を目指す、地域おこし協力隊を募集することになりました!
低迷する日野町の和牛振興の一端を担っていただき、かつて優良な繁殖和牛の産地として地域産業を支えた「奥日野の牛」ブランドの復活に貢献しませんか?
皆さまからのご応募をお待ちしています!
【活動内容】
協力隊就任1年目~2年目の2年間は、「尋牛牧舎」で業務にあたりながら繁殖和牛飼養経営などに関する技術を習得していただきます。
3年目からは、本町の和牛農家の支援および自身の新規就農などに向けた取り組みを行っていただくことを考えています。
【受け入れ団体について】
受け入れ団体である「尋牛(じんぎゅう)牧舎」は、和牛繁殖牛を主とした畜産業を営んでいます。代表の木嶋泰洋さんは、獣医の傍ら鳥取県の和牛王国復活に大きく寄与された方。「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛能力共進会で肉質全国一位の称号を得た種雄牛「白鵬85-3」の出品に携わり、全国から講演依頼や研修生を受け入れてきた実績があります。
木嶋さん指導のもと、和牛飼養の知識と技術を習得していきましょう!
【生活の利便性】
日野町は半径3㎞圏内に役場、保育所、小中学校、高等学校、総合病院、スーパー、コンビニがあるコンパクトタウンです。JR根雨(ねう)駅には特急列車が停車するなど、都市部への交通網も整備されているため、田舎過ぎず暮らしやすい環境です。
【採用担当からのメッセージ】
「地域おこし協力隊」の新しい力を借りて、一緒に「奥日野の牛」ブランドの復活を目指したいと考えています!
【日野町の観光スポット】
町を流れる日野川はカヌースラロームの適地。西日本屈指のコースとして知られ、毎年大会も開かれています。そのほか、歴史文化や自然を楽しめる場所がたくさんあります。
【子育てや定住支援が充実】
日野町では子育て支援の一環として、町内に居住されている方は第1子から保育料が全額免除です。
住宅については、移住者または若年世帯の方を対象に住宅の新築・購入・改修にかかる費用の1/2を補助(補助上限:若年世帯150万円、若年世帯以外100万円)するなど、定住支援にも力を入れて取り組んでいます。