ケールなど季節に応じて3種の野菜を生産/免許取得の費用補助などスキルアップを支援/目指すのは常に楽しく仕事ができる環境作り
【私たちの事業紹介】
みどり産業は千葉県市原市に本社を置き、近隣の計11市町で事業系廃棄物や一般家庭ごみの回収業務をはじめ、産業廃棄物の収集運搬やリサイクルなど、環境に携わる事業を1979年設立より続けてきました。
毎日顧客から大量に回収される、野菜くずなどの食品残渣。リサイクル工場を運営していることもあり、この食品残渣も活用して“リサイクルループ”を作りたいと考えていました。
そこで、収集した食品残渣を工場で発酵させて堆肥にリサイクル。この堆肥を利用して野菜を栽培することにしたのです。更に、その野菜を飲食店やスーパーなどに提供する…といった、ループを回しています。
【愛情込めて、おいしいケールを作りませんか?】
野菜を栽培しているのは、堆肥製造工場の隣接する農地。ここで、サラダ用のケールを中心に、季節ごとに常時3品目ほどの野菜を栽培しています。
化学肥料ではなく、自然の恵みから作られたリサイクル堆肥を使うことで、土の中でじっくり発酵し、ミネラルたっぷりのふっくらやわらかな土になります。この土で育った野菜は、昔ながらの野菜本来の味が感じられるのが特徴。
おかげさまで、ANAの機内食としてご利用が決定したり、地元老舗菓子屋とのコラボ商品のプロジェクトを立ち上げたりと、嬉しいご依頼も多くなってきました。より安定的な増産体制にしていくため、正社員とパートスタッフを募集いたします!
野菜の栽培管理に加え、正社員の方にはパートさんのシフト管理、堆肥の製造管理などもお任せします。弊社社員が一つひとつ丁寧にお教えしますので、ご安心ください。大切なのは、「おいしくて安全な野菜をつくり多くの人に届けていきたい!」という思いです。
おいしさはもちろんのこと、豊かな地球の恵みを未来につなげる力になりませんか?
【栽培品目について】
ソフトケールを中心に、季節に合わせてナスやカブ、春菊、ミニはくさいなどの野菜も栽培しています。ケールを主力野菜として栽培しているのは、高齢化社会の今、多くの人々が長く健康でいられるような野菜をつくりたい、という思いが始まり。
ソフトケールは柔らかく苦みも少ないため、サラダはもちろん、天ぷらやお鍋にしたりとさまざまな食べ方が楽しめます。野菜の王様と言われるくらい栄養価も高く、カルシウム・葉酸・ルテイン・食物繊維などが豊富に含まれています。
【堆肥へのこだわり】
千葉県内にある飲食店やスーパー、ホテル、食品加工工場から出た食品残渣と、千葉県産の厳選された剪定枝を副資材として混ぜ合わせて作ります。堆肥の原料や製造過程において化学的な処理や化学物質は混入は一切しておりません。
できた堆肥は「みどりのちから」というブランドで商品としての販売も行っています。キャベツの外葉やバナナやリンゴの皮や食べ残しなど、食品を原料としているため安全性も高く、微生物・菌の発酵によってできるため安全で、おいしい野菜ができがあります。
複合発酵を繰り返し、90日間以上をかけてしっかり熟成させています。発酵は温度や湿度などに大きく影響されるため、データ管理がとても重要です。
【6次産業化にも挑戦!】
ケールは、環境に優しい、食品リサイクルの堆肥をふんだんに使用して栽培した野菜のブランド「リベジ」として販売しています。このケールを活用した食品加工事業もスタートしました。「リベジ」起点のプロジェクト「Re-」シリーズ第一弾として、「ミネラルバランスのとれた土で育った
国産ケールが主役のキーマカレー」を開発。市原市の「道の駅 あずの里いちはら」で販売を始め、長生郡の「道の駅 ながら」や直売所などでも販売が決定しています。カレーだけではなく、新しい商品も開発しています。
【環境への配慮】
本当の資源循環のために、エコの押し売りではなく、消費者に本当に喜ばれる商品づくりに挑戦しています。人の健康、笑顔、未来に直結する食に関しても、食品リサイクルループの中に更なる工夫を凝らして、食べる方のことを思った生産を常に意識しています。
【こんな活動も!】
「次の世代にも良い環境を残していくために」私たち社員がこの思いを一つにして、できることから取り組んでいこうとさまざまな活動をスタートしました。活動の一つとして、農地を活用して企業や子どもたち向け“農業体験”を行い、緑の大切さを伝える活動も行っています。
【数字で分かるみどり産業】
環境問題が重視される今日、売上は年々増え、13年前と比べて6.5億円上がりました。お取引先も年々増え、2020年度時点では4,800件。また、節約できた石油の量は64,500kg。今後も地域の環境から地球の環境へ、私たちが第一線に立って守っていきたいと考えています。