生後3日齢から分娩2ヶ月前までの乳牛を飼養管理するお仕事です!
親会社であるオホーツクはまなす農業協同組合は、旧紋別市農協、旧上渚滑農協、旧滝上町農協、旧西興部村農協が合併して2001年3月1日に誕生。オホーツク海北部沿岸に位置し、主体は酪農で年間生乳販売量は約10万トン、年間個体販売取扱頭数は約1万2千頭を誇り、日本最大の酪農地帯である北海道を支えています。
子会社である当牧場は、地域酪農家の乳牛育成作業の外部化を図り、酪農家の作業を搾乳作業に特化することにより、地域の生産性の向上を図ることを目的に2008年2月に設立。10棟の畜舎で地域内酪農家の育成牛の受入を開始後、徐々に規模を拡大しながら現在に至っています。
生乳生産量は年間10万トンを超え、毎日地元のよつ葉乳業オホーツク北見工場に出荷。酪農家戸数が年々減少している中で、生乳生産量を伸ばし続けているのは充実した生産基盤が次の世代へと繋がれているからです。代々築かれてきた土地や地域のつながりを守るべく、日々挑戦し続けています。
【こんな方、大歓迎!】
従業員同士の仲が良く、アットホームな明るい職場です。動物が好きな方、真面目に丁寧な作業ができる方、大歓迎!未経験者の採用実績もあり、一から丁寧に指導を行いますので、安心してご応募ください。
※この求人は採用人数に達したら終了します
【仕事内容】
生後3日齢の子牛を酪農家から預かり、哺乳・育成を行い授精して妊娠させた後、健康で生産性の高い初妊牛を分娩2ヵ月前に安定的に酪農家の元に戻します。受入時には個別管理を行うとともに着地検査を実施するほか、適正なワクチンプログラムの運用など徹底した衛生管理により事故率の低減と健康な育成牛の管理に努めています。
【飼養のこだわり】
放牧地利用と粗飼料自給率(75%)を維持することで、低コストで安全な飼養管理を行っており、安価な預託料金設定を実現!傾斜地の多い公共牧野の指定管理を受けており、夏期間の放牧による強い足腰づくりや、適正な粗飼料の給与による丈夫な腹づくりを行い、乳用牛としての耐用年数の延長に寄与しています。
【育成牧場の取り組み】
地域酪農生産者の規模拡大が進み、収容規模をオーバーしたことから、地区外の育成専門牧場への再預託で酪農家のニーズに対応してきました。その後、2018年~2019年に増築工事を行い現在の規模(収容規模2,214頭)とするとともに、2021年からは地域内の肉牛肥育農家にも授精前の月齢までの再預託を開始。今後も同様な受託体制を維持する予定です。
【当牧場の功績】
当牧場が育成を受託することで地域内の酪農家は計画的に後継牛が確保できるとともに、育成部門の外部委託化によって余裕のできた労働力や自給飼料を生乳生産に向けられるように。その結果、地域内酪農家の生乳生産量の増加に伴う収益性の向上を実現しています!
【ICT導入で効率アップ】
自動給餌機・自動敷料散布機・搾乳ロボットなど、さまざまなロボット技術やICTを活用して脱属人的な農業を実現!農作業の省力化・労力軽減、農業技術の継承、食料自給率の向上を目的として最先端の技術を駆使しています。
【紋別市の魅力】
牧場のある紋別市は、カニ・ホタテなどの海産物や玉ねぎやじゃがいもなどの農作物が豊富。流氷砕氷船『ガリンコ号』観光が有名な場所でもあり、季節毎の見どころとグルメが揃う、北海道の自然を十二分に楽しむことができるエリアです。
(写真:オホーツクはまなす育成牧場)