羊飼いとして働いてみませんか?滝川市が誇る羊文化を後世へ残していく仕事です。
“松尾ジンギスカン”で有名な、北海道を代表する企業「株式会社マツオ」は1956年に北海道滝川市に誕生しました。このマツオが、創業地・滝川市が誇る羊文化を後世に残していくため、2016年に開設したのが松尾めん羊牧場です。
【羊牧場ならではのやりがい】
国産の羊肉は国内流通1%未満ですが、栄養が豊富なことや、チルド・冷凍の技術が向上しおいしさに気付く人が増えたことから人気が高まっている状況。第4の肉として今後伸びる可能性があり、その生産に携わることができる点がやりがいです。
牧場には獣医さんが来ていただくこともありますが、羊たちの体調管理・ケアは自分たちで対応することが多いです。そのため、ゼロから技術や知識を身に付く点も大きな魅力(毛刈りの技術も!)。
【時には驚くような珍エピソードにも!】
一匹の仔羊を出産した8日後に双子の仔羊を出産、双子の仔羊を出産した23日後に末っ子仔羊を出産するなど、二度目の普通分娩(?)が数件立て続けに起きたことがあります。
「みんなお腹に赤ちゃんを産み残したまま過ごしていたのか?」
「こんなことは初めて」と牧場長も獣医さんも首を傾けた出来事です。
また、6kg&6.1kgと羊にしてはジャイアントベビーな双子の仔羊を、牧場スタッフが朝出勤する頃には既に産み終わっていたという「超・安産」な出来事もありました。
命を相手にするする仕事だからこそ、こういったほほえましい珍事件に遭遇することもありますよ。
【採用担当者からのメッセージ】
松尾めん羊牧場は開業してから約6年。現在の牧場長が試行錯誤しながら作り上げてきました。失敗をしながら、自分の考えや想いを形にしていくことができる牧場です。
たくさんチャレンジできる方。そして楽しめる方。そんな方と一緒にお仕事できればと考えております。たくさんのご応募、お待ちしています!
【3つのこだわりー①品種】
マツオが創業した1956年に初めて日本に輸入されたサフォーク種。特性調査の結果、ラム肉に最も適した品種だと明らかになりりました。滝川市のめん羊飼育110年の羊文化の歴史を継承し、思いの詰まった最高の肉用羊サフォーク種の生産を守り、広めたいとの思いから、当牧場ではこの品種を生産していきます。
【3つのこだわりー②飼料】
エサは乾草の他、米どころ空知の滝川産米や小麦などの穀物を主な飼料にしています。仔羊には青草ではなく、乾草とこの自家配合飼料で肥育。柔らかく臭みを感じない「滝川ブランド」のラム肉生産を目指しています。
【3つのこだわりー③安全安心の追及】
生産から販売まで見える「トレーサビリティ」を徹底して行っています。遺伝子検査も行い、病気に強い抵抗性を持った群を作っています。安全安心なラム肉を多くの方に食べていただくことが、松尾めん羊牧場の願いです。
【仔羊誕生の瞬間】
出産シーズンになると、一日に何匹も仔羊が産まれる日が続きます。出産は命がけですので気が抜けませんが、無事に産まれ元気に育っていく仔羊を見ては頬を緩めています。このシーズンに限り1日10h勤務ですが、仔羊に感じる愛情、命と向き合うことのかけがえのなさはこの仕事ならではです。
【こんな事業も!】
仔羊たちをラム肉として出荷した際に発生する副産物である北海道産の「羊皮」を国内で加工した純国産の天然ムートンも販売しています。ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。毛刈りから選別まで自分たちで行っています。
【当牧場ならではの強み】
マツオは、65年以上続いている会社です。その販路を活かして、他社に卸さずグループ内ですべて完結できています。自分たちが生産した羊の価値を最大限活かして、お客様にお届けし、魅力もお伝えできること。これが大きな強みです。