鶏との距離が近い平飼いシステム導入。鶏の幸せに配慮し、安心・安全な卵の生産を追求しています!
富士朝霧ファーム研究所があるのは、富士山西麓に広がる緑豊かな朝霧高原。雄大な富士山を間近に感じながら、春になると放牧された牛たちが大草原でのびのびとくつろぐ、そんなのどかな環境の中で、私たちは約3万羽の採卵鶏の飼育、卵の生産農場としてさまざまな研究を行っています。
【新しい養鶏技術の研究】
最新の養鶏技術を誇る当農場では、一般的なケージ飼いではなく、アニマルウェルフェア対応の平飼いシステムを導入したオーダーメイドの鶏舎で採卵養鶏を行っています。アニマルウェルフェアとは、家畜にとってストレスや苦痛の少ない飼育環境を目指す考え方のこと。当農場はこの考えに基づき、小規模ながら臨機応変に鶏を育てられる養鶏所として2019年に設立されました。
鶏が自由に動き回れるオーダーメイドの鶏舎は、鶏の健康と卵の安全を第一に考えて建てられたもの。一般的な畜産のイメージよりも匂いや汚れは気にならないと思います。需要への対応のため、鶏舎の増築予定もあります。最新設備の整ったきれいな鶏舎で、かわいい鶏たちと一緒に過ごしませんか?
設立から間もない新しい会社のため、幅広い世代の社員みんなで意見を出し合いながら運営を進めています。毎日が勉強の連続です。養鶏経験がなくても、先輩社員が丁寧に優しく指導しますのでご安心ください。チームワークを大切にできる方、新たな技術研究に対するチャレンジ精神を持った方のご応募を、心よりお待ちしています!
【一緒に会社を育てましょう!】
養鶏未経験者も多い当農場では、みんなで意見を出し合いながら運営を進めています。まだ手探りの部分もありますが、新しいことを一緒に作っていきたい人にはぴったりの職場です。自分の意見が形になっていくのはとても楽しく、やりがいを感じることができます。一方、日常業務では決まったことを確実にやるということが求められるので、黙々と作業をしたい人も大歓迎!現メンバーも、どちらのタイプも活躍中です◎
【きめ細やかな飼養管理】
規模の小さな農場のため、小回りが利くというメリットを最大限に活かし、きめ細やかな飼養管理を行っています。分業ではなく、みんながさまざまな仕事をこなしています。協調性を大切にしながら全員で協力し、日々の仕事に取り組む職場です。
また防疫対策にも力を入れており、鳥インフルエンザ対策、卵の安全性の確保も業界の中でも屈指の高いレベルで行われています。
【嬉しい距離感】
当農場は完全自動化された養鶏場ではありませんが、ヨーロッパのシステムを導入しており、産まれた卵の8~9割はベルトコンベアで運ばれる設備設計になっています。しかし、通路など自動で採卵できない場所に鶏が卵を産んでしまうこともしばしば。そのような卵は、人の手で取りに行くしかありません。平飼いならではのひと手間ですが、平飼いをしたいために当社へ入社した養鶏経験者もいます。作業をしていると鶏たちが近寄ってきてくれる、この鶏との距離の近さは、動物好き、鶏好きには嬉しい環境です。
【臨機応変な対応力】
生き物が生活する施設のため、日々トラブルはつきもの。建物や機械、水道などの応急修理が必要になることも多々あります。しかし、当農場は鶏たちの安心安全を守るために厳しい防疫対策を講じており、修理のために外部の業者を気軽に呼ぶことができません。自分たちでできることは可能な限り自分たちでやる、というスタンスが必要になってきます。だからといって設備修繕の経験者を求めている訳ではなく、どんな時でも柔軟に考えて臨機応変に行動できる能力を重視しています。
【研修制度あり】
新入社員及び中堅社員には外部研修制度があります。他の養鶏企業と連携しており、他の企業の研修を受けていただく場合もあります。研修参加者には、研修で得た知識や経験、資料などを他の社員に共有していただきます。コロナ禍ということもあり、現在研修はテレビ会議で行っています。実際の仕事は、先輩社員の指導のもとOJTを中心に覚えていってください。
【周辺環境】
勤務地は富士宮市の郊外、朝霧高原にあります。会社周辺は酪農が盛んな地域のため、アパートなどはなく、社員は富士宮市や富士市など20kmほど離れた市街地から自家用車やバイクで通勤しています。市街地にはアパートや商業施設なども充実しており、暮らしやすい環境が整っています。東京都心から約2時間という立地の富士宮市の魅力は、やはり富士山と豊かな自然。市の約半分が富士箱根伊豆国立公園の区域内という、素晴らしい自然環境です◎