大規模かつ効率化された牧場で生乳生産/駅近で生活にも便利
【私たちの事業紹介】
有限会社希望園は、瀬戸内海に面した岡山県笠岡市で飼養頭数2,500頭、肥育牛300~500頭の子牛を飼育、毎日約80トンの生乳を出荷するメガファームです。
社員に日々快適に働いてもらえるよう、前代表がアメリカで学んだ技術を活かし、大型の搾乳機や24時間トンネル換気システムを導入。さらにロボット技術を活用した「スマート酪農」を用いて省力化や品質の向上を行い、人や牛に優しい牧場を目指しています。
【牛と人を考える牧場】
西日本最大級の72Pロータリーパーラー(10分間で72頭の搾乳ができる機械)を導入し、4時間半から5時間で2,000頭を超える牛の搾乳を終わらせています。効率よく作業を行うことで牛が休む時間を多く確保することにもつながり、よりおいしい牛乳を生産できるようになります。
最新の設備や各種教育制度、なによりたくさんの牛に興味をもって接することで、短期間で確実に成長できます。
業務は酪農、哺育、飼料、堆肥の4部門に分かれており、入社後にそれぞれの適性と希望を確認のうえ、配属先を決定します。これらの機械導入や部門分けにより、酪農業でありながら1日8時間労働を実現しています。
※現在は【哺育部門】と【堆肥部門】のみ募集します。
【新卒採用の社員も活躍中】
■酪農部門/入社5年目の新卒社員
重機の資格、フォークリフト等の免許を取得し、現在では副主任として技能実習生の指導者や新人教育を担当。
作業マニュアルも用意し、誰でもすぐに作業ができる環境を整えています。
■堆肥部門/入社3年目の新卒社員
入社後に重機の資格を取得。現在は副主任として、16台あるホイールローダーのメンテナンスを担う立場になりつつあり、建物の営繕やメンテナンスができるチームを作りたいと張り切っています。
※2024年7月24日更新
【酪農部門】
酪農部門では搾乳を担当しています。ロータリーパーラーへ牛を移動させ、牛乳を出る状態か確認を行った後、汚れをふき取り搾乳機械を装着。機械を装着すると自動で搾乳を行い、牛乳が出なくなると自動で装置が外れます。搾乳終了後は消毒を行い、牛舎へ牛を帰すまでが一連の流れです。
搾乳中は牛の健康状態をチェック。牛の顔や体を見て判断しています。
【哺育部門】
常時約300~500頭の子牛を育成しています。子牛用の施設で2週間程度育てた後、ロボットがミルクを自動で出す設備に移動させ、出荷されるまで約2ヶ月間育てます。
ミルクをあげたり、水やエサの準備も行うので体力も必要です。チームごとに分担をして作業を行うので、一頭一頭しっかり管理できる環境が整っています。1回の哺乳で8L飲んでしまう子牛もいるなど、個性豊かです。
【飼料部門】
大型ミキサーで複数の飼料を混ぜた後、餌を置く場所にトラクターで全長14mのミキサーをけん引して撒きます。搾乳後に牛がフレッシュな餌を食べられるように、撒き方を工夫しています。暑さに弱い牛のために季節によって餌の内容も変え、1日13~17回撒いています。
【堆肥部門】
糞尿に木のチップやおがくずを混ぜ、発酵させるための酵素を送り込み、10時間以上かけて堆肥化します。自動化された機械では足りない部分は重機をつかって混ぜています。
出来た堆肥は畑に肥料として撒いたり、牛舎の寝床として使用しいています。
【一頭一頭を大切に】
生き物と接する仕事と聞くと難しそうに感じてしまうかもしれませんが、牛や動物が好きな方であれば、一頭一頭の命を大切に思い働くことができる環境です。牛にも人にもやさしい「スマート酪農」を取り入れ、牛ごとの個性に合わせた接し方を見つけられる環境を整えています。個性を大切にしながら、牛と一緒に成長してみませんか。
【暮らしやすい環境】
JR笠岡駅には車で10分少々。駅の周りにはコンビニやスーパーがあります。新幹線が停車する福山駅までは車で30分の距離にあるので、酪農に関わりながら田舎や街中の生活を選ぶことができます。病院も近く、東京圏からの移住支援もあります。子育て支援は中学生までは医療費無料。高校生は入院費のみ無料です。