先輩隊員も活躍中!/岩泉町では年間約260トンを生産/豊かな自然を存分に楽しめる立地
【募集地域について】
岩手県岩泉町(いわいずみちょう)は本州の町村で最も面積が広く、総面積の約92%を森林が占めています。目の覚めるような青い地底湖が美しい龍泉洞をはじめ、山あり海あり川ありと自然豊かなまちです。
そんな岩泉町では現在、生産量日本一(※1)を誇る畑わさび(はたわさび)の生産にご協力いただける方を募集しています!
澄んだ空気ときれいな水、そして広大な山林は畑わさびの栽培に適しており、以前は100名を超える生産者によって約600トン以上の畑わさびを生産していました。
近年は担い手の減少に伴い、生産者数は約40名、出荷量は約260トンまで減少しています。
また、生産者の大半が60代・70代を占めていることから、今後の畑わさび生産を支える若い担い手を必要としています。
ぜひ私たちと一緒に、岩泉町の日本一を支えていきませんか?
(※1)令和4年特用林産基礎資料より
【就任~任期満了までの流れ】
▼1年目
将来的に畑わさび生産者の一員となっていただけるよう、生産農家での作付けや収穫等、わさび栽培における一連の年間作業の現地研修を行います。
▼2年目・3年目
独立に向けて、1年目に学んだことを自分の圃場で実践していきます。
【岩泉町について】
岩泉町は岩手県の県庁所在地である盛岡市の東側に位置し、岩手県の中央部から太平洋に接する東部まで東西約50km、南北約40kmと本州で最も面積の広い町です。町の面積の9割以上を山林が占め、その広大な山林を利用した農業が今回ご紹介する畑わさび農業です。
【畑わさびについて】
「畑わさび」はあまり聞きなれないかもしれませんが、皆さんがイメージする清流で育てる「水わさび」と同じもので、育てる環境によって呼び名を変えています。水わさびは主に根を使うのに対し、畑わさびは主に茎を出荷しチューブわさびやドレッシングなどの加工用原料として利用されています。
【先輩隊員もがんばっています!】
現在まで延べ10名の隊員が着任しました。現役隊員はもちろんのこと、卒業した元協力隊も畑わさび生産に取り組んでいます。
圃場は別なので、基本的には師匠農家の下で生産していますが、共同で苗植えの作業を行うこともあるなど交流も活発です。良き仲間として、共に栽培技術を継承しています。
【岩泉町自慢①】
国指定の天然記念物でありながら、観光地として多くの観光客に訪れていただいています。
洞内を流れる水は、1985年から「龍泉洞の水」として販売もしている歴史のあるミネラルウォーターです。
【岩泉町自慢②】
岩泉町では多様な畜産が営まれてきました。
有名な岩泉ヨーグルトの原料である牛乳を生産する酪農をはじめ、私たちにお肉を提供してくれる、龍泉洞黒豚やいわいずみ短角牛なども飼われています。写真は日本国内の和牛全体の1%にも満たない希少な短角牛の放牧風景です。
【岩泉自慢③】
「岩泉町」=「海」のイメージはないかもしれませんが、太平洋に面しており、世界有数の好漁場である三陸沖での漁業が行われています。ウニ、アワビ、サケ、マス、ブリ、ワカメ、コンブなど様々な海の恵みを味わうことが出来ます。