地域復興への貢献を目的とした資源循環型事業を展開!
【2023年始動の新事業!】
株式会社CTIアセンドは、東証一部上場企業である株式会社建設技術研究所が、社内ベンチャー事業「CTIグループ・サステナブルチャレンジ」の一環として設立。東日本大震災の被災地である福島県相馬市にて、地域資源循環や未利用施設の活用等のサステナブルな事業を通じて、地域復興へ貢献することを目的に事業を開始しました。
耕作放棄地となっている水田を改良して、子実トウモロコシの栽培やそれを原料としたウイスキーの製造・販売事業を計画しています。ウイスキーの製造・貯蔵を行う蒸留所は、廃校となった地域の小学校校舎を活用。2023年中に建設が完了し、2024年に稼働を開始する予定です。
【設立の経緯】
代表はもともと親会社である建設技術研究所で下水道関連の事業を担当。下水道の汚泥を活用し、肥料を作成する国の事業に携わっていました。そんな中、震災復興事業と関わりがあった事もあり、福島県の地力の落ちた耕作放棄地の活性化に貢献するため、家畜飼料としても需要の高いトウモロコシを栽培することに。
従前からの懸案事項だった下水道の汚泥を土壌への効果が高い肥料として低コストで活用し、付加価値をつけるためウイスキーの製造も併せて事業化しました。ウイスキーは試作段階ですが、代表が通うバーのマスターのお墨付きもあり、おいしくなること間違いなし!
2023年から新しい分野へ挑戦する会社のため、自ら考えて働きたい方にオススメの職場◎新規事業に一から積極的に関わりたいという、意欲のある方からのご応募をお待ちしています。
※2023年7月18日更新
※この求人は採用人数に達したら終了します
【仕事内容について】
子実トウモロコシの効率的な生産のため大型トラクターを導入し、5haの広い農地で大規模栽培。農地管理だけでなく、2024年以降はグレーンウイスキー製造に関する業務にも携わっていただきます。
代表を含め農業の知識が豊富なわけではないため、ノウハウを学びながら事業を展開予定。トウモロコシの栽培経験がある方であれば裁量をもって働けます。もちろん、ウイスキーの醸造に携わったことのある方も大歓迎!
【循環型農業を展開】
畜産糞尿や下水道汚泥の肥料利用や、ウイスキー醸造の過程で発生する搾りかすの畜産飼料・肥料への利用等を行うことで、資源循環型のサステナブルな事業の構築を目指しています。
また未利用地や廃校施設を活用した事業実施を通じて雇用を創出し、地域の復興・活性化に貢献、人口減少や高齢化を食い止めたいと考えています。子実トウモロコシはウイスキーの原料としてだけでなく、飼料やバイオ燃料としても活用予定。
【地域密着の事業をめざして】
未利用地の利用や学校施設の再活用について相馬市や地元住民・農地地権者の方々と調整を行い、水田の排水改良工事を地元の土木業者に依頼。草刈りの時期は近隣農家のお手伝いをすることもあるなど、地元の方とのやり取りも丁寧に行い良好な関係を築いています。
今のところ子実トウモロコシのみの栽培ですが、周りからの要望があれば他品目も栽培するなど規模拡大の可能性もあり!
【これからの展望】
事業の実施にあたり地元住民の方々や福島県相馬市の理解を得るための協議を続けた結果、2023年からウイスキーの原料となる子実トウモロコシの生産と、蒸留所の建設を行うこととなりました。また2024年1月からは、子実トウモロコシの生産とウイスキーの製造を並行して実施予定。製造したウイスキーの販売は2026年を予定しています!
【こんな方、大歓迎!】
2023年1月発足の新しい会社で、2023年4月からの雇用開始を予定。少人数でのスタートのため、協力し合える風通しの良い職場にしたいと考えています。新規事業のため、チャレンジ精神があり意欲的に取り組める方にオススメ!
大型特殊免許保有者やトウモロコシ栽培またはウイスキー醸造業務に携わったことのある方はぜひご応募ください◎もちろん未経験の方は優しく丁寧な指導をしますのでご安心を。
【福島県相馬市について】
西に阿武隈の山並み、東に太平洋を望み、一千有余年の歴史を誇る野馬追(甲冑に身をかためた約400騎の騎馬武者が野原を疾走する、国の重要無形民俗文化財でもある祭典)を受け継ぐ伝統のある相馬市。東日本型の海洋性気候に属し、冬季も温暖で降雪も少なく過ごしやすい地域です。勤務地となる玉野地区は中山間地の小規模集落。相馬市・福島市・伊達市の市街地から、無料の高速道路で30分~40分程度の場所にあります。