耕畜連携を図りながら、今後の需要拡大が期待される国産飼料を製造/酪農とちぎの支援のもと掲載しています
酪農とちぎ農業協同組合の子会社である酪農とちぎアグリサポートは、農作業受委託や飼料製造などの事業を行っている会社です。中でも、地域の水田を有効利用した循環型農業の一環として、全国的にも珍しい籾米サイレージ(飼料用米を発酵させた牛用の飼料)の製造に力を入れ取り組んでいます。
【耕畜連携を目指して】
人口減少や米離れの影響で主食用米が過剰となる中、近隣の水田農家に飼料用米を栽培してもらい、当社にて籾米サイレージを製造しています。刈り取った籾米をそのまま当社工場に運んで粉砕処理をするため、農家にとっては乾燥等の手間とコストが省け、高齢化・後継者不足が進む現状に適合した取り組みとなっています。新たな技術獲得や資本投下も必要なく、参画しやすいといったメリットもあります。
一方、畜産農家にとっても、輸入飼料価格の高騰で国産飼料のニーズが高まるなか、安価で良質な発酵飼料を利用できるという大きなメリットがあります。
現時点では稲刈りシーズンのみの製造で製造量も限られていますが、水田農家と畜産農家がWin-Winとなるよう耕畜連携を図りながら、将来的な増産を目指しています。
【短期パート・アルバイト募集!】
今回は、この籾米サイレージの製造を手伝っていただくパート・アルバイトを募集いたします。短期のお仕事になりますが、酪農家とのかかわりも深いため、酪農に興味のある方にとっても、いろいろな情報に触れることができる有意義な時間になると思います。
丁寧に指導しますので、業種未経験の方や主婦(夫)の方も安心してご応募ください!
【籾米サイレージとは】
飼料用米(生籾)を粉砕・密封し、おもに乳酸発酵を行うことで貯蔵性を高めた飼料のこと。栄養価も高く、農場では安定した品質の粗飼料を長期間給与することが可能となります。味やにおいが家畜の嗜好に適しており、家畜が喜んで食べてくれるのも特徴。
乾燥工程が不要なため低コストで調製でき、今後の需要拡大が期待されています。
【作業工程】
近隣農家に作付けしてもらった飼料用米をコンバインで刈り取り、フレコンバッグと呼ばれる袋に詰めて工場に運搬、プレスパンダーという機械を用いて籾殻を粉砕処理します。これを500kg単位で袋に詰めて乳酸菌を添加し、適度な水分を保ったまま密閉、発酵を待ちます。
【仕事内容】
粉砕処理後の米を500kg単位で袋に詰める作業をお任せします。重いものを持つ工程はありませんので、ご安心ください。常時4~5人での作業となり、皆で協力し合いながらキビキビと作業を進めています。真面目に明るく仕事に取り組める方、ぜひ一緒に働きましょう!
フォークリフト免許も不要ですが、お持ちの方は大歓迎◎
【こんなところ】
職場は新国道4号の「道の駅しもつけ」から東に2.5kmに位置しており、市街地までは車で5分~10分程度。飲食店やコンビニなども揃っていて、生活に便利な環境です。
当社は、年齢や経験に関係なく幅広い世代が活躍中の、アットホームで風通しの良い職場です。たくさんのご応募をお待ちしております!
【親会社について】
酪農とちぎは2001年に栃木県内の6酪農協(旧那須高原・三和・北部・明石・那須野・下都賀)が合併して発足しました。組合員は8市28町村に860名、乳牛頭数3万9千頭、生乳生産量21万トンと、国内最大規模の酪農協です。
本求人は酪農とちぎ(酪農とちぎ農業協同組合)の支援のもと掲載しておりますので安心してご応募ください。就農の際には酪農とちぎの支援もご活用ください。