農業界への転職成功のカギは「最低3応募」!
農業関連の求人を探す際、「1つずつ応募して、結果が来るまで待とう」「一気にいくつも応募しない方がいいのかな」と、同時に複数の企業に応募をすることをためらう方もいるのではないでしょうか?
そんな心配は一切ありません!
過去の採用実績を調査したところ、採用されている人には共通点があることがわかりました。それは「少なくとも3つ以上の企業に応募」していること!
それでは、採用されやすくなる農業求人の探し方を見ていきましょう。
採用されるコツは「最低3応募」!
農業求人情報サイト「農業ジョブ」では、2022年4月〜2023年4月の間に採用が決まった方の平均応募数は「3.8」社でした。
年代別で調査してみると、一般的に転職市場では書類選考が通過しにくくとなるといわれる30代でも平均3社、40代は平均5社に応募して採用を成功させていました。
晴れて採用が決まった方は、複数の農業求人に応募して選考を受けていたことが分かります。
「最低3応募」のメリット・デメリット
複数の企業に応募するメリット・デメリットは何でしょうか?
メリット
・就職先を早く決められる
・求人には載っていなかった情報も含めて比較検討ができる
・想定していなかった企業の魅力を発見できる
1つの企業に応募してから選考結果が出るまで、1週間から10日ほどかかります。企業の選考結果を待つ時間は想像以上に長くなることも。
そのため、なるべく多くの企業に応募することが、転職活動の期間を早める近道です。
また複数の企業に面接に行くことで、求人情報には載っていなかった情報を得て比較・検討できることも大きなメリット。
入社意欲が低い状態でも、応募して面接に行ってみたら意外な魅力を知ることもあります。
行きたい企業だけ応募していると、選択肢が狭まる可能性がありますので、ぜひ複数の企業に応募してみてください。
面接で具体的な仕事内容ややりがい、職場環境を確認し、転職先を決めるようにしましょう。
デメリット
・面接日程の調整が必要になる可能性がある
・選ばなかった企業には辞退連絡をする必要がある
複数の企業に応募すると面接の時期が重なり、面接の日程調整が必要なこともあります。
また、働ける職場は1つだけ。
いくつか内定をもらった場合、お断りする旨をきちんと伝える必要があることは覚えておきましょう。
他社への応募について面接で聞かれたときは?
面接でよく聞かれる「他に応募している企業はありますか?」という質問。どう答えたら良いか困ってしまいますよね。
良い印象を持ってもらいたくて「御社だけです!」と答えたくなってしまうものですが、実はオススメしません。
他に選考を受けている企業でも内定が出た場合は、承諾のお返事を待ってもらったり、お断りする場合は伝え方が難しくなったりすることも。
できるだけ他にも応募している企業があることは伝えた方がいいでしょう。
あわせて「このような点が、御社に魅力を感じた理由です」としっかり伝えられるとベストです。