対策していますか?知っておきたい自己紹介のコツ
転職活動でよく求められる「自己紹介」と「自己PR」。
事前準備は自己PRに気を取られがちですが、実は自己紹介の印象一つで、面接がスムーズに進むこともあればうまくいかなくなることもある大切な要素なんです。
そこで今回は、自己紹介と自己PRの違いや、自己紹介の基本対策をご紹介します。
「自己紹介」と「自己PR」の違いとは
自己紹介は、人物像やこれまでの職務経歴を簡潔に伝え、「私はこういう人物です」と人となりを知ってもらうためのもの。
面接のつかみの役割であり第一印象を決めます。
特に時間の指定が無い場合は1分程度で、要点をかいつまんで話しましょう。
対して自己PRは、自分にどのような強みやスキルがあるのか、どのような信念があるのかなどをアピールするためのものです。
面接官側は「入社したらどのような能力を生かして活躍できるのか」をチェックしており、気になる点は深堀りしてくれる場合もあります。
時間を指定されることもあるため、短い自己PR・やや長い自己PRを用意しておくと慌てずに対応できます。
自己紹介で好印象を残すには
自己紹介は面接の冒頭で話すため、内容もさることながら立ち居振る舞いや表情、目線、仕草なども第一印象に大きな影響を与えます。
緊張していると、そちらに意識が向いていなかった!なんてこともありますので要注意です。
・身だしなみは整える
・姿勢を正して、まっすぐ椅子に腰かける
・相手の顔を見て、にこやかな表情を保つ
・はきはきと大きな声で、聞きやすいスピードで話す
・挨拶をきちんとする など
当たり前のことを意識してやりきるようにしましょう。
自己紹介の基本構成
「自己紹介をお願いします」と言われたら、以下のような流れで話すといいでしょう。
・氏名と挨拶、必要に応じて卒業した学校名など
・現職または前職の社名、職種
・職務経歴や実績
・意気込みなど締めの言葉
自己紹介は人となりを伝えられるだけでなく、その後の会話のフックになる役割もあります。
その場で考えるのではなく、スラスラと話せるようにまで練習しておくことをオススメします。
求める人物像との共通点を知ろう
自分について知ってもらうことも大切ですが、「企業が求めている人物像とどのような共通点があるのか」もアピールしたいところです。
求人情報には「写真」や「紹介文」が載っていますよね。
写真には、企業が入社して活躍してほしい、と思っている人物像に近い社員を載せていたり、紹介文には職場の雰囲気や、求める人物像を記載していることが多くあります。
企業研究のためにもしっかり把握し、「うちで活躍してくれそうだな」とイメージできるような話を織り交ぜられるようにしておくといいでしょう。
まとめ
自己紹介は自分を知ってもらうための時間です。
身だしなみや言葉遣いなどもチェックされますので、へりくだり過ぎたりリラックスし過ぎたりせず、自然体で心地よいコミュニケーションが取れるようにしましょう。