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自己PRの書き方(テンプレート付き)

企業との最初の接点となる履歴書・職務経歴書において、自己PRは転職の成功を左右する重要な要素です。この記事では、自己PRの作成に必要な準備と、初めてでも簡単に作れる基本のテンプレートをご紹介します。

書き始める前にやっておきたいこと3選

経歴・実績を時系列で洗い出す

まずはこれまでの経歴や具体的な仕事内容、実績を時系列で洗い出します。大切なのは「大した内容ではない」と決めつけず、些細なことも含めて洗い出すこと。自分が仕事で大切にしてきたポイントなども発見できるかもしれません。重要なPR材料となる可能性を秘めているので、必ずメモしておきましょう。

自己分析

自己分析にはさまざまな手法があり、解説WEBサイトや書籍も多数存在します。ここでは基本例として、2つの切り口をご紹介します。

1つ目は「Want、Can、Must」です。Want(やりたいこと)と、Can(できること)、Must(求められること)を書き出します。この3つを満たす割合の大きい仕事や環境が、あなたにとっての理想だと言えるでしょう。

2つ目は「Being、Having、Giving」です。Being(どんな能力を持ちたいか、どんな人間性になりたいか)、Having(収入や生活環境や名誉など、何を得ていたいか)、Giving(社会や地域、人に対して何を提供したいか、どんな影響を与えたいか)の3つをそれぞれ掘り下げます。それら3つが仕事でどのように満たされるのかを考えることで、仕事にマッチするかどうかを見極める基準の1つにできます。

他己分析

自分の長所・短所、第一印象、自分に関する印象的なエピソードをヒアリングします。
ポイントは、なるべく多くの人に意見を聞くこと。家族や親しい友人だけでなく、先輩や後輩など少し距離の遠い視点から自分を見ている人にも聞いてみると良いでしょう。自分では気付いていなかった長所を発見できれば、大きな武器となります。

初めてでも書ける!自己PRの基本構成

以下の基本構成に沿って作成してみましょう。

1.強み・アピールポイント(書き出し)

・私の強みは●●です。
・私は●●することを大切にしています。
・私は●●を続けてきました。

2.具体的なエピソード(裏付け)

例)
・相手のニーズを引き出し、本当に求めているものは何か要望を汲み取った提案をしています
・日頃から他のスタッフと積極的にコミュニケーションを取り、意見を言いやすいチームづくりを心掛けました
・誰がやっても同じ品質になるよう、よくあるミスの原因や打ち手を分析し、業務マニュアルを作成しました

3.どうなったか(成果)

例)
・信頼が獲得できたことで、既存顧客の売上を前年度120%まで拡大することができました
・メンバー全員が当事者意識を持つようになり、20xx~20xxのチーム目標を達成することができました
・チーム全体の業務効率化・生産性の向上につながったほか、新入社員へのレクチャーも円滑に行えるようになりました

4.意気込み(締めの言葉)

・農業経験はありませんが、これまで培ってきた●●する力を生かして1日でも早く戦力となれるよう頑張ります
・前職での●●の経験を活かし、貴社の事業拡大に貢献して参りたいと思います
・学ぶ姿勢やスキルの習得に対する積極性は人一倍ありますので、お役に立てるよう邁進していきます

まとめ

自己PRは、企業が求める人物像に合致するような実績や経験談を交え、具体化しながら書き上げるようにしましょう。今回紹介した準備の手順や基本構成を参考に、自分の魅力を表現できる自己PRを考えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

  • 農業ジョブ 編集部
  • 農業求人情報サイト「農業ジョブ」編集スタッフ。
    仕事の魅力やそこで働く方たちを日々取材しています。

    日本の農業・林業・漁業を盛り上げるべくさまざまな視点から情報を発信中!
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