農業のQ&A特集|農業の暮らしに関する疑問に答えます!
意外と聞けない!農業に関する疑問をQ&A特集で解決しよう!
就職・転職を考えるうえで、仕事内容と同じぐらい気になるのがライフスタイルではないでしょうか。「農業で得られるメリットは?」「どんな1日を送っているの?」など、よく聞かれる質問とその回答をまとめました!
農業に休みはありますか?
従業員として働く場合は、定期的な休みを取ることができます。定休日が決まっているところもあれば、牧場のように生き物の世話をしているため、シフト制で休みを設定しているところもあります。また、天候によっては作業ができず急に休みになることも。一方で、農業は大規模化が進んでおり、年間100日以上の休みを設ける企業も年々増加しています。
新規就農して自営業として農業をやる場合、生産以外にも販売、マーケティング、資材等の確保など少人数でさまざまな仕事をやる必要があり、始めのうちは決まった休みを取るというのは難しいかもしれません。
なぜ農業は朝が早いのですか?
例えば乳牛を育てる酪農業の場合、朝・夕方の2回搾乳を行うことが一般的です。体内に乳が溜まるとストレスとなってしまうことから、朝早くに搾乳して牛の健康を保ちます。また野菜などを育てる耕種農業の場合、朝どれ野菜を販売するために早めに収穫・出荷しているほか、夏は熱中症予防のため暑い時間帯を避けるなどの理由で他業界よりも朝が早くなります。
農家の一日のスケジュールは?
農業の業種によってそれぞれ働き方が異なります。酪農業のように朝と夕方がメインで昼休みがとても長いことが多い業種もあれば、一般的なオフィスワークに近い9時から17時に勤務する業種も。また毎日同じ業務を繰り返す職場もあれば、米や野菜の生産など季節毎に作業内容がガラッと変わる職場もあります。
農業をすることで得られるメリットはありますか?
他業界から農業界に転職した方からよくあがるのが、「健康な体になった」という声です。朝は比較的早く体力も使うため、必然的に早寝早起きが習慣化し、自然と身体も鍛えられます。
農業をやっていて出会いのチャンスはありますか?
所属している組合の飲み会や、近隣の農家さんとの交流会などがあり、そこでカップルが誕生することもしばしばあります。地域とのつながりが強い点が農業の特徴と言えるでしょう。またマルシェなどのイベントを通した出会いなどもあるようです。
農業を仕事にして生活していけますか?
雇用されて農業をする場合は月々のお給料をもらいながら農業をすることになるため、安定した収入を得ることができます。都会の仕事と比べると手取りが少ないことが多いですが、その分、田舎では家賃や食費などの生活費を抑えられるため十分生活していくことは可能です。
ただし、新規就農(独立)の場合は農畜産物を生産して販売しなければ収入が無く生活することも厳しくなりますので、その点は注意が必要です。