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競走馬とは?生育の過程やロマンあふれるレースの世界を解説!

競走馬とは

概要(業種の基本情報)

競馬の世界で活躍する競走馬を育てる。これが競走馬牧場の仕事です。競走馬牧場には主に繁殖、生まれた子馬の生後から離乳までの世話を行なう「生産牧場」と、競走馬としての訓練を行う「育成牧場」があります。また、これらを一貫して行う総合牧場も存在します。

生産牧場では、競走馬生産の要となる「繁殖」を行います。繁殖牝馬の種付け・出産、そして誕生した仔馬が人とのスキンシップになれ、離乳をするまで育てます。育成牧場では生産牧場で育った若い馬を競走馬として教育・訓練を行います。鞍をつけ人が騎乗できるように教育するブレーキング(騎乗馴致)等の基礎からはじめ、「レースで勝てる馬」としてのトレーニングを行います。

競走馬牧場の仕事

競走馬の年間スケジュール(例)

■生産牧場
1~3月 馬の出産シーズン
4~6月 種付け
6~8月 セリ
9~12月 育成牧場への送り出し

■育成牧場
1~3月 各種トレーニング
4~6月 競走馬登録
6~9月 現役競走馬の休養・調整
9~12月 騎乗馴致

競走馬の1日の仕事の流れ(例)

■生産牧場
04:00~05:00 起床・準備
05:00~07:00 馬の手入れ、放牧、寝藁だし、寝藁敷き、寝藁干し
07:00~08:30 朝食
08:30~12:00 集牧、手入れ、飼い付け、放牧地の清掃、水やり、周辺の草刈り、干した寝藁返し
12:00~13:30 昼食
13:30~17:00 飼い付け、放牧、寝藁だし、集牧、手入れ
17:00~22:00 夜飼い付け、就寝

■育成牧場
04:00~05:00 起床・準備
05:00~11:00 朝の飼いつけ、馬の手入れ、収放牧、馬房清掃、調教など(朝食・休憩)
11:00~13:00 昼食・休憩
13:00~15:30 草地管理、場内整備、調教
15:30~16:30 馬の手入れ、収放牧
16:30~17:00 飼いつけ
17:00~22:00 夜の飼い付け、就寝

(騎乗調教)
04:00~05:00 起床・準備
05:00~07:00 騎乗
07:00~08:00 朝休憩
08:00~12:00 騎乗
12:00~14:00 昼休憩
14:00~17:00 集牧、馬の手入れ
17:00~22:00 就寝

競走馬にはこんな仕事がある

仕事の種類

競走馬の放牧と収牧

放牧・収牧

放牧はその名の通り、競走馬をリラックスさせるために牧場に放つことを指します。一方で、放牧させていた競走馬を厩舎に戻す作業を収牧と言います。放牧には競走馬をリラックスさせるだけでなく、適度な運動量を確保する効果もあります。

競走馬の馴致の過程

馴致(じゅんち)

若い馬に「競走馬であることを自覚させる」ための一連のトレーニングを馴致と言います。人を乗せて走るための騎乗馴致(乗り慣らし)に始まり、ウォーキングマシン等を用いたトレーニングや装蹄などを、人とともに落ち着いてこなせるように慣らしていかなければなりません。競走馬として目標をしっかりと見据え、馴致を通じて人と馬の信頼関係を築き上げることが重要です。

調教

競走馬をレースで活躍できるようにトレーニングを積ませる仕事が「調教」です。実際のレース場に近いコースや坂路(はんろ)と呼ばれる坂道を走らせたり、プール内を泳がせたりします。

また、調教の度合いも、競走馬の体調等を考慮して好きなように走らせる「馬なり」や、騎手がムチを叩くなどして、強制的に走らせる「一杯」などが存在します。

競走馬の仕事のやりがい・働く魅力

生き物の成長を間近で見ることができる

生まれた頃はあどけなさの残る馬も、牧場で働く人々の飼育によって次第にたくましさを帯びるようになります。
毎日の仕事が馬の成長を支え、その成長を間近で見ることで、生き物を育てることの醍醐味を感じることができるでしょう。

ロマンのある仕事

毎日愛情を注いで育て上げた競走馬が晴れ舞台で活躍し、勝利するという感動は、この仕事以外では決して味わうことのできない感動です。競走馬牧場で働く者は皆、その瞬間を夢見て日々の仕事に励みます。

競走馬を育てる【厩務員】の仕事

夢のG1勝利を目指して競走馬を育て上げるのが厩務員の仕事です。
農業ジョブでは厩務員についても解説しています。

まとめ

競走馬とは競馬で活躍する馬のことであり、育成がとても難しいです。
立派に育てた競走馬がレースで活躍するのを見ることはこの仕事以外では味わうことができないでしょう。
競走馬を育てる求人一覧はこちら

競走馬のQ&A

競走馬とは?
競走馬は、競馬などの競技に使用される馬のことを指します。これらの馬は、速さや持久力、スタミナなどが高く評価され、騎手によって駆けられます。競走馬は通常、特定の競技イベントやレースに参加し、優勝を目指します。彼らは競走馬の血統や調教、栄養管理など、様々な方法でトレーニングされ、最高のパフォーマンスを発揮するように育成されます。
どんな人が向いていますか
競走馬牧場では「いかに馬と信頼性を築き上げるか」が重要な条件になります。自分の子どもを育てるように馬に接し、飼育に愛情を込められる人が向いていると言えるでしょう。
どんなキャリアが積めますか?
まずは「厩務員」として、所属する牧場で競走馬の飼育に関する仕事を一通り覚えます。調教のために騎乗まで行う「調教厩務員」という役職もキャリアパスとして挙げられます。
長期休暇はとれますか?
牧場によって様々です。生き物が相手の仕事ですので、全てのスタッフが一斉に休みを取るケースは少ないでしょう。交代制での夏期休暇や冬期休暇を設ける牧場も存在します。
体力面が心配。女性でもできますか?
近年では女性厩務員はもちろん、女性騎乗員も活躍しています。馬と日夜付きっきりとなる職業柄、体力は必要となります。
未経験でも働けますか?
生産牧場では馬に乗る仕事がないため未経験からでも働けます。また、育成牧場でも一から騎乗の指導を行う牧場もありますので、乗馬経験は必須ではありません。
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この記事を書いた人

  • 農業ジョブ 編集部
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